ユキノシタ科は北半球に多く分布し、世界に110属、1,200種あります。日本には木本が8属、約28種あります。
葉は互生または対生し、托葉はないものが多い。花は両性、時には単性のものがある。アジサイの仲間のように、蕚が大きく発達して花弁のようになり、他は退化した装飾花をつけるものもある。
セイヨウアジサイは、ヨーロッパに日本産のアジサイが入ったのは中国からで、19世紀初期にはすでに紅色の花が咲くアジサイが作られ、改良された品種が日本に逆輸入され、セイヨウアジサイまたはハイドランジャーと呼んでいる。
アジサイの花の色は酸性の土壌では青色、アルカリ性の時には紅色になる。また土壌に含まれる肥料の差異によっても花の色は変化する。
葉に斑入りのガクアジサイ
ノリウツギはサビタの名でも親しまれている
葉は対生し、時には3輪生し、長さ5~10センチの卵状楕円形で、先は鋭くとがり、ふちに細鋸歯がある。
枝先に円錐花序をだし、小形の5弁の両性花多数とその周囲に直径1~5センチの装飾花をつける。装飾花は白色時には薄紅色。
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)は、秋の紅葉も美しい
カシワに似た形の5~7つに深く裂けた葉、円錐形の花房が特徴的なのが、カシワバアジサイです。
さし木は、その年に伸びた枝が堅くなる6月上旬から7月下旬に、枝を2~3節で切り取ります。
節の下1cmのところを、ナイフやカッターなどで斜めに切り、1枝の長さが7~8cmになるように調整します。
平鉢や育苗箱に、赤玉土小粒やさし木用土を入れ、2~3cmほどの深さでさして日陰に置き、乾燥させないように管理します。
出典:NHKみんなの趣味の園芸
八重のクチナシ、下部からよく分枝する
枝先の葉腋に芳香のある白い花が1個ずつ咲く。
ドクダミは、茎先に十字型の白い花を咲かせる
花びらのように見えるものは、葉に近い性質をもった総苞と呼ばれるものである。
実際のドクダミには花弁も萼片もない。花の中央に穂状になっているのは雄しべと雌しべである。
ほおづきは今の時季まだ緑色
お盆には赤くなります。
白ナンテンの花
茎の先に大形の円錐花序をだし、白い花を多数つける。花の長さは約6ミリ、花弁は6個雄しべは6個、めしべは1個。果実は直径6~7ミリ、11~12月熟します。
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