誕生日祝いと一緒に長寿のお祝い、日頃の感謝やいつまでも元気でいてくださいという気持ちを込めてお祝いしたいものです。
お祝いの席でお渡しするには花束がおすすめです。ご自宅にお送りするなら長く楽しめるプリザーブドフラワーやラン鉢がおすすめです。
長寿のお祝いは、還暦は満年齢60歳でするのですが、それ以降のご長寿のお祝いは昔からの慣習ですべて数え年でお祝いしていましたが、最近では満年齢の誕生日に祝う方も少なくありません。
のしは表書きに「御祝」とし、名入れは姓または姓名、水引は紅白の蝶結びにするのが通例です。
・緑寿(ろくじゅ) 66歳(満65歳)1957年生まれ(昭和32年)喜寿、米寿、白寿と同じように数字の重なる縁起のよい66歳を緑寿と名付けた。
・古希(こき) 70歳(満69歳)1953年生まれ(昭和28年)杜甫の曲江詩「人生七十年。古来稀」からきたもの。別称「従心」ともいいます。
・喜寿(きじゅ) 77歳(満76歳)1946年生まれ(昭和21年)「喜」の草書体が七十七に見えることからきました。
・傘寿(さんじゅ) 80歳(満79歳)1943年生まれ(昭和18年)「傘」の略字体が八十と読めることから。還暦から数えると成人に当たる年です。
・米寿(べいじゅ) 88歳(満87歳)1935年生まれ(昭和10年)「米」の字が、八十八からできていることからきたものです。
・卒寿(そつじゅ) 90歳(満89歳)1933年生まれ(昭和8年)「卒」の略字体が、九十に見えることからきたものです。
・白寿(はくじゅ) 99歳(満98歳)1924年生まれ(大正13年)「百」から一をとると「白」になることからきたものです
古希(70歳)と喜寿(77歳)のテーマカラーは濃紫または紺、傘寿(80歳)と米寿(88歳)は濃黄色(山吹色から黄金色)です。
賀寿のお祝いに花を贈る場合は、それぞれの色に合わせたお花を贈りたいものです。縁起の良い色や、オレンジ、赤紫などの明るく華やかな色を取り入れましょう。
賀寿のお祝いに避けるべき色や花を選ばないよう注意してください。
主に仏花として使用される輪菊や小菊、花が落ちることから縁起が悪いとされる椿など、一般的に祝事にふさわしくないとされる花は避けてください。
青と白、紫と白など、不祝儀の際に使われやすい色を主体としたフラワーアレンジメントは避けたほうが無難です。
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