カリン酒をつくるきっかけは、娘が幼稚園の頃、咳止めとして飲んだことを30年超えで思い出したことです。
私の友達にも当時差し上げましたら、咳止めの効果があったと喜ばれたことがあります。
カリンの薬効は、リンゴ酸やカロチン、ミネラルなど含み、のどの痛み、咳、たん、かぜなどに効果的です。
春、花梨の花が咲き、これが実りいただいたものです。
ご近所で、花梨の木が意外と植えてある所が多く、ちょうど落下時期、こんなに多くいただきました。
カリン酒の作り方
かりん 1kg
ホワイトリカー 1.8リットル
氷砂糖 300g
カリンは触るとベタベタとしています。ぬるま湯に浸しながら、ていねいに粘り気を洗い、水気を切ります。
風通しの良い場所で2~3日ほどおいておき、表面に蜜状のネバネバが出てくるので、水を流しながら洗い落とす
水気を拭いたかりんは、3センチの厚さに切ります。種子もよい味を出すので、捨てないこと。
消毒した保存瓶にかりん、氷砂糖を入れ、ホワイトリカーを注ぎます。種子も残さないように入れる。
冷暗所に保存し、ときどき瓶を振って味をなじませます。
約2月後位から飲めますが、1~2年そのまま漬け込んでおくと、コクのある琥珀色のお酒になります。
意外と痛んでいる部分がありました。そこを除いて漬け込みました。
ボケ酒の作り方!実は落下させたままにしていた。
大きな実は枝ごと切って生け花に、来年は実を集めてボケ酒にしようと思います。
ボケの実は、ビタミンC、リンゴ酸、タンニンなどを含み、疲労回復、整腸作用にすぐれた効果が表れます。
また、強壮、セキ止め、女性特有の貧血症や冷え性などにもよく効くといわれています。
ボケ酒の作り方
ボケの実(熟して香りのよいもの) 800g
果糖 100~200g(グラニュー糖でも同量)
ホワイトリカー 1.8リットル
お酒に漬け込む実は秋に黄熟した香りのよいものを利用します。
作り方はカリン酒と同じですが、漬け込んでから3~4ヵ月で最初のお酒を他の瓶に移し、再びボケの実をホワイトリカーに漬け込んでおくと、二番どりのボケ酒が作れる。香りと味は一番どりのものと変わらず、美味しいお酒が出来上がります。
作ってみたいと思ったのが「アケビ酒」です。
ミツバアケビも同様にお酒になりますが、残念ながら、実をつけたのを見たことないです。
アケビ酒の作り方
アケビの実 500g(3個)
レモン 2個
氷砂糖 100g
ホワイトリカー 900ミリリットル
容器 2リットル
アケビはスポンジで果皮を丁寧に洗い、水気を拭いて、縦に切り目をいれます。
レモンは白いわたごとを皮ごとむき、4つの輪切りにします。
容器にレモン、アケビ、氷砂糖、ホワイトリカーを注ぎます。
味を見て、1週間後にアケビを取り出し、1ヵ月後にレモンを取り出し、熟成させます。
レモンを取り出してから、2ヵ月後から飲みごろになります。
コメント