気を付けたいのが食中毒ですが、菌が繁殖するのは「人肌」の温度です。
私達が気を付けなければならないのは食中毒の原因菌。
食中毒の原因となる菌は、30~40度という人肌くらいの温度のとき、最も繁殖します。
そのため、お弁当に詰める食材にはしっかりと火を通します。
食材は必ず火を通し作りおきではなく、朝、調理したものを詰める。
そして、ご飯やおかずをしっかり冷まして詰めます。
また梅干しは、炊くときに一粒加えたり、梅酢を少し入れて炊くとご飯全体が殺菌されます。
入れたからといってご飯の味もあまり変わらないので梅干しが嫌いでも大丈夫です。
子供が保温用弁当箱を使用、夏場も熱いご飯とおかずを入れても良い?
保温弁当箱は真夏も使えますか?
一年中お使いいただけます。
夏でも熱々のごはんをたっぷり入れてください。
おかずはよく冷ましてからフタをしてください。
また、腐敗した食品を食べて体調不良の原因になりますので、次の点を必ずお守りください。
・生もの・乳製品など腐敗しやすいものは入れないでください。
・食品はできるだけ早く(6時間以内)一度にお召し上がりください。
・車の中など高温になるところには放置しないでください。
出典:サーモスのQ&A より
お弁当に一緒に入れるとよい食材は?
お弁当に一緒に入れることで抗菌作用が期待できる食材や薬味
「お酢やショウガ、梅干しなどは抗菌作用があるのでお弁当に入れるとよいでしょう。
手軽な方法としてはふりかけの『ゆかり』を混ぜておにぎりを作ってもよいですし、白飯の上にまぶすだけでも効果的です」
長年にわたって愛されている赤しそふりかけの「ゆかり」。しそは美味しいだけじゃなく、梅干しと同じ抗菌作用があるのだとか。
ピクニックやアウトドアなど、お弁当を持って出かける機会が増える夏。腹痛や食中毒の不安を取り除くために、これらの方法を参考にしてみてはいかがだろうか?
料理の楽しさを伝えている瀬尾 三礼先生のアドバイスです。
まとめ
食材にはしっかりと火を通すこと。そしてすぐに冷ますことが重要です。
お弁当が冷め切っていないのに蓋をしてしまうと、弁当箱の中が保温され、菌が繁殖するので注意しましょう。
冷まし方のポイントは「急冷」だそうです。
「加熱した後、一気に冷やすと効果的です。うちわなどを使って冷ましましょう。
また、調理中やお弁当を詰めるときには手を清潔にする、おにぎりは素手で握らずラップを使うなどの方法も菌の繁殖を防ぐ上で欠かせない。
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