認知症は加齢と伴い脳機能が低下することで日常生活に支障をきたすような状態をいいます。
2025年には認知症の高齢者が730万人になると推計されています。
認知症になる確率は、年齢とともに高まります。特に75歳以降は男性より女性の方が認知症のリスクが高まります。
要介護状態になった原因の第1位は認知症です。
参考:厚生労働省
認知症の介護期間は平均4年1ヵ月ですが、5年以上の方は3割を超えています。
認知症の介護費用
各保険会社から認知症保険が売り出されています
認知症保険は認知症に関連する告知項目がすべて「いいえ」であれば申し込みできます。
全ていいえの場合でも契約できないこともあります。
2.過去5年以内に病気で医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことが
ありますか?
3.今までに、認知症、軽度認知障害(MCI)またはその疑いで、医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがありますか?
4.今までに公的介護保険の要介護・要支援認定を受けたことがありますかあるいは申請中ですか
参考:第一生命
認知症保険を選ぶときの注意点
- 給付条件はどうなっているの?
- 保険金はどのタイミングで給付されるの?
- 認知症保険の保険金の受け取り方
- 加入済みの保険との保障の重複はありませんか?
認知症保険で保険金が支払われる給付条件は保険会社によって異なります。まだ保険会社も試行錯誤の最中の認知症保険です。加入した後に「思っていたものと違っていた」とならないように、事前に給付条件は確認しておくと良いでしょう
認知症にかかって、所定の条件を満たしたときに保険金が給付されます。条件の中には「認知症の症状が一定期間にわたり継続すること」というものが入っていることがあります。
多くの場合、条件が設けられている認知症保険では、認知症の症状が90日~180日続いたら保険金が支払われます。
認知症にかかってから保険金の支給までタイムラグがあることもありますので、選ぶ基準一つにするといいですね。
一括で受け取る「一時金タイプ」と毎年1回継続して受け取る「年金タイプ」があります。一括で受け取り治療費や介護の初期費用にしたいのか、あるいは継続的に受け取り介護サービス費用などにしたいのか、保険金の使い道として考えてみましょう。
認知症保険は認知症に係わる保障のほかに、医療保障や死亡保障が付いていることがあります。加入済みの医療保険や死亡保険と保障に重複がないか確認しましょう
まとめ
私は高齢者なので認知症保険のことを考えることになりました。医療保障しかないため、死亡保障・認知症保険も金額をできるかぎり押さえて入りたいと思います。いったん専門家と相談して考えてみたいと思います。